免疫力向上には鍼ってホント!?
- にじいろ整骨院町田院
- 2020年4月17日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年11月26日
本当です!!
2020年のコロナウィルスを一番最初に被害を受けた中国では、多くの方が鍼を受けたという報告があり、その多くの方が鍼の効果で症状を軽減させることが出来たとあります。(新型コロナウイルスに負けない!中国鍼灸学会は「COVID-19のための鍼灸介入ガイドライン(第2版)」を作成より)
中国では鍼の効果によりあまり死者が出なかったという事のようです。
今回は鍼を身近に感じてもらうために鍼の簡単な歴史と免疫力を上がる理由・ツボをご紹介していきたいと思います。
1.鍼の簡単な歴史
昔は中国や日本では西洋医学ではなく、鍼やお灸を用いて身体の免疫力を上げてウィルスや細菌から身を守っていたり、熱やのどの症状、胃炎、皮膚疾患、メンタル面の症状など多岐にわたる症状の治療を行ってきました。
しかし明治時代に入ったころから西洋医学の発展と普及により、薬や手術によって症状を抑える事を重視され始めて日本では徐々に衰退していき、つい最近まではあまり鍼やお灸を用いる事が激減していました。
現在では美容鍼の普及やオリンピックにも出場する選手やプロスポーツ選手のパーソナルトレーナーが鍼灸師の資格を持っていたり、海外セレブ、俳優にも専属の鍼灸師も付くようになり、徐々に認知度が広まりつつあります。
2.なぜ鍼で免疫力が上がるのか
鍼を打つとなぜ免疫力が上がるといわれているかというと、一言で言うと【転倒して擦り傷などの怪我をした時と同じことが起きているから免疫系が活性化されているため】だといわれています。(詳しくは『鍼灸と免疫系』というサイトに書かれていますが、とても専門的な言葉を使って説明しているため今回はなるべくかみ砕いて説明していきます。)
なぜ鍼をすると免疫力が上がるかをかみ砕いていうと、子供のころはよく転んだりして怪我をしましたよね?そのときよく擦り傷や切り傷を作っていたと思いますが、その時には無数の細菌やウィルスが傷口から身体の中に入ろうとしています。
『傷口から入ってきた細菌やウィルスは免疫機能が働いてやっつけている』
という事をご両親や先生などの身近の方から聞いたことありませんか?
これは血液中の白血球などの免疫機能が血液中から集まってきて傷口付近に血液がたまり、身体に害のあるものを区別して駆除しています。
この状態になると、体中で白血球が作られているため免疫機能が全身で一時的に高い状態になり身体の免疫力が上がっています。
実は鍼や灸をする事でこのときのような免疫機能を良くする事が起きています!!

3.免疫を上げるツボはどこ?
ただ鍼や灸を打っても効率よく免疫機能を伸ばせるわけではなくツボにも専門分野があります。
一般的に【スーパー】は日用品を買いに行くためのお店、【ユニクロ】は洋服を買いに行くためのお店と同じようにツボにも免疫機能を上げるツボ、血流の循環を上げるツボなどがあります。
今回は免疫機能を上げやすくするツボをご紹介していきたいと思います!!
①.疲れているときは『合谷穴』!!

この合谷穴を刺激すると、疲れて気力もなくだるさが出ていていつも風邪をひくような方にはおススメのツボです!!
左図の位置に合谷穴があるので、ツボの位置で軽く10~30秒ほどつねってみましょう!!
身体の血が巡り一時的ではありますが、少し体が楽になりやすくなります。
②.冷えからくるときは『大椎穴』!!

この大椎穴を刺激すると、身体に冷えを感じている風邪の初期症状などの時におススメします☆彡
左図の位置にあるツボですが、わかりづらい点もあるのでこの辺りを全体的にホッカイロ、お風呂、ネックシャツなどで温める、冷やさない工夫をしていくだけでもいいと思います☆彡
③.全体的な免疫力向上なら『復溜穴・手三里穴』!!
そんな時は左図の位置にある復溜・手三里を10~30秒つねって刺激しましょう♪
人によって感じ方は違いますが、同じ強さでつねって一番痛みの感じるところをやさしくつねってください。
他の二つと違ってなかなか実感しにくいところではあるので、毎日刺激しても構いません。
しかし、だるくなったりしたら一度落ち着くまで控えましょう。
以上3つのツボを刺激してもなかなか良くならない、実感しないときはあなたの中で免疫力を上げにくくしている原因が何かあります!!
そんな時はネットで他の方法を探すことをせず、鍼灸院や整骨院で施術してもらいましょう☆彡
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